HARK FORUM › マイクロホンからのリアルタイム音源定位 › Reply To: マイクロホンからのリアルタイム音源定位
クックブックの記述が分かりにくい点、申し訳ございません。
お問い合わせの件、ご説明いたします。
・batchflowについて
batchflowは、HARK-Designerで作成したネットワークファイル(解凍したディレクトリにある拡張子が.nのファイル)を実行するコマンドになります。
HARK-Designer上でExecute
ボタンをクリックしたことと同義です。
HARKをインストールしたWindows環境であれば、Anaconda Promptを起動してbatchflow
と入力してEnterを押してみてください。
添付画像のように表示されるはずです。
したがって、クックブックの説明は、sep_rec_offline.n
と 2SPK-jp.wav
のあるディレクトリでbatchflow
コマンドを実行するという意味になります。
これは、ネットワークファイルsep_rec_offline.n
を引数2SPK-jp.wav
で実行するということになります。
また、batchflowはHARK 2.5以前で使用していたコマンドです。HARK 3.0以降はharkmw
というコマンドになりますが、同じ動作をします。
・LocalizeMUSICのA_MATRIXについて
こちらに設定するのは定位用伝達関数ファイルのパスになります。
詳細については、以下のリンクをご参照ください。
その際、harktool4
と記載していますが、現在のharktoolはバージョンが5になっていますので、
harktool5
のドキュメントをご参照願います。
LocalizeMUSICノードの説明:
https://www.hark.jp/document/3.0.0/hark-document-ja/subsec-LocalizeMUSIC.html
HARKTOOL5の説明:
https://www.hark.jp/document/packages/harktool5-gui-ja/index.html
・マイクロホンの設定について
クックブックの2.1 はじめての録音 に記載の内容はお試しいただけているでしょうか?
マイクロホンを正しく認識できていませんと、その後の処理が正常に働きませんので
お手数ですが、ご使用のデバイスが正常に動作することを確認いただければと思います。
(ご確認ずみであれば失礼いたしました。)
最後に、HARKはUbuntu版を優先して開発していることもあり、ドキュメントやFORUMの投稿内容もUbuntu版の方が充実しております。
お手間でなければ、Ubuntu版の使用もご検討いただけますと幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。
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This reply was modified 5 years, 9 months ago by
nterakado.